APPLE.COM /BILL でカードが不正利用されていた

こんにちは、シャトーブリアンです。

クレジットカードの不正利用なんて他人事だと思っていたけど、被害に遭ってしまったよ・・

APPLE.COM /BILL でカードが不正利用されていた

とある日、クレジットカードの明細を見ていたら「APPLE.COM /BILL 」という名前で、数件の引き落としがあった。

50円という少額からはじまり、いかにもっぽい数字が複数並んでいる。

わずか５日の間に９件も・・

APPLE.COM /BILL ？

はて・・全く身に覚えがない。

調べたところ、「APPLE.COM /BILL」というのは Apple社からアプリや音楽などを購入した際の請求元らしい。

iPhoneや Macを利用しているけど、実はアプリって一度も買ったことがないんだよなぁ・・なんだか嫌な予感。

利用履歴を調べる

心当たりはないけど、一応調べてみることに。購入履歴はiPhoneからも確認することができる。

＃設定 → IDを押す

＃メディアと購入

＃アカウントを表示

＃購入履歴

結果がコレ。

何かを購入した形跡はなかった。

Apple社へ連絡

詳細を調べるためにアップルへ連絡することに。クレジットカード会社の案内にも先にApple社への連絡が必要と書いてあった。電話連絡はネットから予約もできる。

電話予約の方法

＃サインイン

サインイン：https://appleid.apple.com/sign-in
お問い合わせ：https://getsupport.apple.com/solutions

＃請求とサブスクリプション

＃セキュリティとフィッシング

＃身に覚えのない請求

＃続ける

＃電話

希望する日にちと時間を予約でき、ほぼ時間通りに電話がかかってきた。

アップル社の対応

調べてもらったところ、「私のApple IDからの購入ではなく、誰かが私のクレジットカードを引き落としに使っているのではないか」ということだった。不正利用だと認められ、返金されることになった。

＃返金処理

返金処理ができるのは９件のうち一部だけらしく、アップルで処理できないものについてはカード会社の補償で返金されるとのこと。

なぜ一部だけなのか、一部とはどの請求のことなのかは担当者もわからないそうで、ただ画面に出ている返金可能な合計金額を伝えるしかないんだとか。

＃利用停止

今後アップルでこのカードでの支払いができないようにしてもらった。悪用されたカードなので解約する方向だけど、それまでに新たに利用されないようにと念の為。

最後にこの件に関する問い合わせ番号をもらって、アップルとのやりとりはこれにて終了。

クレジットカード会社へ連絡

JCBへ連絡してアップルの対応を伝えると、不正利用として処理を進めてくれることになった。専門の部署から返金やカードの利用停止などについてまとめて案内があった。

ざっくりとこんな感じ。

なんで不正利用されたのか？

確実なことはわからないけど、カード情報を登録しているところからカードの番号とセキュリティコードが漏れた可能性が大きいんだそう。

そういうことが怖いからカード情報はどのサイトでも登録していなくて、めんどくさくても毎回入力しているタイプなんだけどなぁ。

それに、最近のJCBは買い物ごとにワンタイムパスワードを入力しないといけない厄介な仕様になっているんだけど、アップルでの利用はそれがなかったのかなぁ？

新しいカードが届いた

下４桁の番号とセキュリティコードが変わっていた。

16桁全部が変わらないのは覚えやすくていいけど、セキュリティ的にはどうなんだろうね・・

早速、引き落とし関連の変更手続きをした。各社web上でできるのは簡単でいいんだけど、「新しいカード番号」と「セキュリティコード」を入力して変更するというパターン。その２つの情報が漏れて被害に遭ったばかりの者にとっては なんだかなぁ・・となるw 

郵送でという手段もあるけど時間がかかるようなので、カード情報をwebという危険地帯に早速晒した。

ってことで、初めての不正利用被害はこんな感じだった。

今回は「APPLE.COM /BILL」という見慣れない名前が複数件あったので気づいたけど、よく利用するものと同じ名前でしれっと混じっていたら絶対気づかなかっただろうなぁ。

明細ってちゃんと確認するに越したことはないね。即時通知の設定があるならつけてみるのもいいかも。

発覚からここまですべてが順調にいったかといえばそうでもなくて、コールセンターの対応にイライラさせられた場面もあったりなんかした。だけど、無事に返金してもらえてよかったよかった。

流行りに乗らされたぜぃ・・