こんにちは、シャトーブリアンです。
インドのムンバイで2泊したんだけど、ホテルがやばかったぁぁ
ムンバイのホテル、やべぇぇ
出発の43時間前に飛行機のチケットを取り、ホーチミンの空港に着く30分くらい前にホテルの予約をした。
「どうせホテルにいないし、寝るだけだしね」と言いつつ、日本人の口コミなどを頼りに評価が高かった1泊 8,000円ほどのホテルを予約した。たぶん、時間にして10分くらいで決めた。
写真にはなかった外観
予約サイトの部屋の写真はまずまずといった感じだった。だけど、ムンバイの空港に着いてから Googleマップで住所を調べているときに現れた写真に少々びびった。
「え、こんなとこ予約したっけ・・?」的な佇まい。
少々の覚悟をしつつ、まぁとにかく行ってみるか!
エントランスがない
到着後、Googleマップと同じ外観に、「あぁ・・」ってな気分。
薄明かりに照らされた階段を登っていくと、ドアじゃないドアのみ。
白い木の板があるだけで取手などはなく、こちらからは開けられない仕様。それにホテル名やチャイムもない。
「ここで合ってるよね?」と、少々不安混じりでノックをしてみると、人が出てきて、どうぞどうぞと招き入れてくれた。
現代とは思えぬような なんともな入り方w
入ると、すぐ目の前に部屋が並んでいて、今入ったドアからの距離は1mほど。で、その1mあるかないかの細い廊下が続き、1秒先にフロントがあった。
予約はきちんとされていて、先ほど目に入ったドア前の部屋がアサインされた。人生で最速のチェックインとお部屋入りとなった。3歩歩いて3歩戻ったくらいw
ハエぇぇぇ
部屋に入ると迎えてくれたのが「ハエ」
うげぇぇぇ、しかも1匹ではなく数匹いるんだよ。コバエではなくて、ぶぅ〜んって言いながら飛ぶあの黒いハエ。
壁はシミだらけで、カーテンにもハエが止まっていた。
こんな感じのハエ付きカーテンが3枚あったのよ。
って、伝わらないか・・
8,000円ってこんなもん?
なんだこのバスルーム
壁も床も薄汚れている上に、トイレとシャワーの距離近すぎぃぃ。
シャワーは口コミによると「水量、暖かさも満足」となっていたんだけど、熱湯か真水という二択。いや、選べるものではなくて、はじめに火傷注意な熱湯が10秒ほど出て、それから真水になる。真の水はマジで冷たかったぁぁ
なんとなーく、ここに桶的なセットがある理由がわかったような気がした。でも、そんなんむりむりむりぃぃぃ
ちなみに、アメニティなんぞ何もない。
とにかくきれいじゃないんだ
薄汚れたバスタオルに薄汚れたシーツ、シミだらけの壁と飛び回るハエ。
リネン類は洗われてはいるんだろうけど、心地良い色ではないんだよなぁ。それに、足を入れたくないなぁっていう布団。だけど、入れとかなきゃハエが止まってくるしなぁ。
そんなベッドを前に持ってきたパジャマになるのを躊躇した。ホーチミン出発前にシャワーを浴びてから着た服だし「このままでいっか!」と、シャワー後にまたその服を着て寝ることにした。
とにかくカバンの中身を出したくなかったし、開けたくもなかった。それに、歯ブラシなんかも磨いてはすぐにジップロックにしまっていた。だってだってハエがぁぁぁ。
でも、「まだ南京虫とかじゃないだけマシだよね!」というポジティブ思考で紛らわす。
繊細の悲しみ
もう笑うしかないオイラとは反対に少々繊細気味なお友だちはこのひどさにショックを受けていて、泥酔しないと寝られないご様子。
数百円のお宿にも泊まったことがあるという人が『ココはナイ』と言い切っていた。そりゃ 8,000円にしてはひどいよね、800円ならまだしも・・
なので、キャバクラのあとにもう1軒行き、たくさん飲んだ甲斐あってかお友だちは2秒で寝れていた。美しいお顔にハエが止まろうとも気づいていない深い眠り。
その間オイラはというと・・ハエと格闘し、うるせぇエアコンになかなか眠れなかった。実は繊細なのはワタクシのほうかもしれない。メンタルはそう弱くはなさそうだけど、五感への不快には弱いんだよなぁ。
・・・なんて言っても、最終的にはこんな環境でも寝れていたw
おぃちゃんが転がっている
チェックイン時にホテルのドアを開けてくれたおぃちゃんはセキュリティの人で、施錠時間後はドアの前で待機して、お客さんが来ると対応しているよう。
その待機とは廊下に転がって寝るという待ち方。
幅1mあるかぐらいの廊下で寝るということは、この部屋のドアを開けるとおぃちゃんに当たるということ。
なので、ドアを開けると…
こんな光景が広がっている。
おぃちゃんが廊下で寝ているホテルなのだw
朝食ってコレなん?
朝食付きとなしのプランがあって、朝食付きにしていた。詳しいことを見ていなかったんだけど、勝手にバイキング的なものを想像していた。
で、やって来たのがコレ。
うぅぅ・・
焼いた食パンが好きじゃないし、さらに塗るものが何もついていなくてうぅぅ・・
しかも、これを置く場所も食べるのに座るイスすらないんだぜ。
ま、朝食を想像力豊かにイメージしていたこちらが悪いか・・
ちなみに、次の日の朝食時間にも『食べる?』という電話がかかってきた。一応ホテルとして機能はしているようだ。
清掃がない
2日目の夜に帰って来たら、部屋の中は出たときの姿のまんまで、床には昨日召されたハエたちがぁぁぁ。
「環境に配慮してシーツは毎日交換していません」なんてホテルが増えている昨今、このホテルもそうなのか・・・って、そういう理由ではなさそう。
そして、悲しきことにハエが倍増ならぬ数倍に増えていた。
窓は閉まっているし、どっから来ているんだろうね?それに、アリまで参戦してきたという・・
虫退治のスプレーなどは置いていなかったし、もし使ったとしてもこちらが窒息してしまいそうな狭さ。
もう好きにしてくれ、明日になればココともお別れだ!
ってな感じで、ハエまみれのやべぇ部屋で2泊を過ごしたんだ。
ムンバイで 8,000円のお部屋はこれが妥当なのか、たまたまハズレを引いてしまったのか・・
もちろん他のホテルへ移動することも考えたけど、ネットがサクサク動かないので調べられないし、時間も無駄なのでまぁいっかとなった。
予約サイトの写真や評価、口コミってアテにならないなぁって感じで、これ以降のホテルを予約する度にかなりびびってしまった。だけど、「ココ以下はないっしょ?」って変に鍛えられた感もあった。
思い出が増えて何よりだw

ゴキブリ・蚊・蛾じゃないだけいっか
