ホーチミン 暮らし

ベトナムで乗り物酔いに効く薬「Nautamine」

こんにちは、シャトーブリアンです。

乗り物酔いが激しいので薬を買うことに…

 

 

ベトナムで乗り物酔いに効く薬「Nautamine」

三半規管が弱ぞうなオイラはすぐに乗り物酔いをしてしまう。車の後部座席や船はもちろん、波にまで酔ってしまうという有様。

必ずいつもというわけではないけど、ボロい車や荒い運転、山道なんかは酔いやすい。船も大型なら大丈夫だけど、揺れを感じるものはダメだったりする。

ってことで、酔い止めを買おう!

 

ベトナムの薬局で売っている「Nautamine」という薬。

乗り物酔いと言えば出してくれる。

 

 

薬はこんな感じの錠剤。

1粒から必要な数を買うことができる。ベトナムの薬局はこういうところが便利でいいよね。

値段は1粒 4,000ドンで20円ちょっと。お値段も非常にありがたい。

 

 

裏には説明もある。

ま、ベトナム語だから読めないや。

乗る30分前に1粒飲んだらよくて、続けて飲む場合は6時間空けるといいらしい。

これまでにベトナムの薬が大きすぎて飲み辛いってこともあったりしたけど、これは飲みやすい大きさ。

 

 

効果は?

抜群!

初めて飲んだ薬なんだけど、効果ありすぎて感謝感謝。

この薬のおかげで船も荒い運転の車も全然平気だったし、副作用でお腹が緩くなるということもなかった。

最強の助っ人となったよ、ありがとう!

 

 

三半規管がマジで弱い

 

 

 

 

\YO・DA・N/

ここからは汚い話が続くぞ・・

 

乗り物酔いで吐きそうになることはあるんだけど、実際に吐いてしまうというのは大人になってからはたぶんなくて、なんとか耐え切れている状況だった。

だったんだけど・・クレセントモールで吐いてしまったぁぁ

 

日本からホーチミンに着いてすぐ、死にかけのパソコンを新調するために7区のクレセントモールへと出かけた。

オンラインレッスンでパソコンが必要なんだけど、日本出発の直前に調子が悪くなり、日本ではどうしようもできない状況だった。壊れたら授業をキャンセルすればいいだけの話なんだけど、一応持っている責任感と、講師負担のキャンセル料を払いたくないので、新しいものを買うことにした。

 

クレセントモールまではやや道のりがあって、お昼間のバイクだとかなりあちぃので、車で行くことにした。

やって来た車のボロさにちょっと萎えながらも、まぁ大丈夫かなと。だけど、おぃちゃんのブレーキリズムが徐々にカラダをえぐってきた。

 

なんとか耐えながら乗っていたんだけど、1区に入ったあたりから渋滞に巻き込まれ、頻繁に踏むドぎついブレーキにだんだんと気分が悪くなってきた。

エアコンを直風にしたり、お行儀が悪いけど横になったりしながらなんとか紛らわせていた。だけど、渋滞は全く解消することなく、無情にも苦痛な時間がどんどん延びていった。

持っていた水を飲みながら耐えていたんだけど、だんだん息が荒くなってきて、ものすごく辛い状態になってきた。

降りれば?ってな感じだけど、土地勘がないところで降ろされるよりは目的地まで行ったほうがいいと頑なに耐えた。

 

そんなこんなでクレセントモールに着いたころには限界に達していて、起き上がれないし、歩き出せないというボロボロの状態になっていた。

車を降りた瞬間に倒れこみそうなのを必死に堪え、よろめきながら一歩一歩進んだ。ドアの向こうにイスが見えたので、そこまでを目標になんとかがんばる千鳥足。

 

涼しいモール内のイスに座り、ぐちゃぐちゃになった体内を整えるかのように大きく息をした。

・・・と、その瞬間込み上げてきた吐き気。

 

いやぁ、むりむりむりぃぃぃ

わずかに残っている理性が「ココではダメですぞ」と言っている。

 

たしかにそうだ、おしゃれなモールだし、きれいな床だし、周りに人いるし、袋的なものは何も持っていないし・・と、微塵の思考力で吐いてしまったあとのことを考え、手で必死に口元を押さえていた。

震える口元をなだめ、吐き気を鎮めるために全身を集中させる。この辛さといったら本当にひどい。

出そうなものを押し込めるのってマジできついよね。よくがんばったと思うし、ココで吐かずに耐え切れたのは神様がいたとしか思えない。

 

長い格闘の末、持っていた水を少し飲めるくらいにはなった。時間にしてどれくらいたったのかはわからないけど、ココで吐くという選択肢は免れた。ふぅぅ。

 

 

で、次はトイレだ。

ぼろぼろのカラダを移動させるなんて鬼のようだけど、オアシスを目指して歩みを進める。広いクレセントモールを恨みながら・・

トイレに着いてからは我慢していたものたちが一気に押し寄せ、それはそれは大惨事だった。

カラダには何も残っていないんじゃないかというほど、上からも下からもだった。本当に汚くてすまん・・でも、乗り物に酔うとはこういうことなのだ。

 

干からびたカラダはすっきりとしたけど、喉に受けた痛みのひどいことったらもう・・胃酸恐るべし。

吐くのなんていつぶりだろうか、マジで苦しかったな。

すっきりはしたものの、へろへろになったのでまた先ほどのイスに座ってぼーっとする。

回復までには相当な時間がかかった。

 

 

で、余力を振り絞ってパソコンを見に行ったんだけど、受け取るまでに1時間以上かかると言われた。

残りわずかな体力は待つためにじゃなく、帰り道に使いたかった。

なので、結局買わずに帰ることになった。

 

 

え、なんだったんだ、この時間は・・?

 

 

そうか、「酔い止めを常備しなさい」ということを学ぶ時間だったのね。いい勉強になったよ、すぐ買いに行くよ。

 

 

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