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初めての投資信託は間違いだらけだった

こんにちは、シャトーブリアンです。

「そっちじゃないよ!」という方向ばかりに進んでしまったド素人の投資信託はというと…

 

 

初めての投資信託は間違いだらけだった

世間で騒がれている新NISAとやらの波に乗ってみようと、いつもになくマジメに銘柄選びをしていた。多少の知識がついてきたかなぁってところで気づいたのが「今までの愚かさ」だった。

過去を振り返ってみると、初めての投資信託は間違いだらけだったなぁって・・

 

 

投資信託を始めたきっかけ

とある日、銀行窓口のお姉さんに『貯金を運用してみてはいかがですか?』と言われたのである。

そんなことを考えたこともなかったし、当時始まったばかりだったNISAは今の新NISAのように騒がれてもいなかったので「なにそれ?」という感じだった。

そんなカモを前にお姉さんは「Jリート」なる投資信託を進めてきた。「元本保証はない」ということを強く説明したうえで NISA口座の開設へと進んだ。

その日は NISA口座を開設したものの購入までには至らなかった。「リート」っていう言葉すら初めてだったもんで、さすがに買おうとはならなかった。

 

#間違い その1

銀行でNISA口座の開設はしないほうがいい。

・手数料が高い
・取り扱い商品が少ない

購入時手数料や信託報酬などの手数料が高いものが多いので、そのあたりが安いネット証券を利用したほうがいい。

取り扱い商品もネット証券に比べると少なく、窓口で勧められる商品にはロクなものがない・・・らしい。

彼らは営業のプロであって投資のプロではない。

 

とはいえ、近所の窓口で手続きができるし、何かあれば直接聞くこともできる。ネットが苦手だったり、商品選びで迷う人にとっては銀行での開設もいいかも。

 

 

別の銀行に誘われる

後日、別の銀行に行ったとき、そこでも投資信託をすすめられた。NISAや投資内容についても詳しく説明してくれ、以前の銀行よりかは投資信託なるものがちょっとわかった気がした。

続いてその営業マンは『毎月分配金が出るので、貯金をしながらお小遣いをもらえる感じですよ。年金の足しにしている人も多いんですよ〜!』と言ってきた。

 

#間違い その2

「分配金型」はやめたほうがいい。

分配金というのは利益の一部を定期的に投資家に分配するものなんだけど、利益がないときは資産を取り崩して支払われている。資産の取り崩しは投資効率を下げることになるので避けたいところ。

効率を下げる機会が増える「毎月分配」なんてのはもってのほか。毎月確実に利益が出ているなら問題ないけど、そういうことってほぼない。

 

 

特定口座で開始

説明を聞いて少しわかったような気になって、以前の銀行でのNISA口座を解約し、こちらの銀行で開設することに・・ってどっちも銀行やん、バカぁぁぁ

NISA口座は1つしか持てないうえに、以前のを解約して新たに開設するまでに時間がかかるということだった。何か急いでいたのか、当時のことを何も覚えていないんだけど、「特定口座」で運用することになった。

NISAの恩恵を逃しているじゃないか、バカぁぁぁ

 

#間違い その3

特定口座は税金がかかる。

NISA口座だと利益に対して税金がかからないけど、特定口座の場合は20%の税金がかかってしまう。

 

 

手数料が高い商品を購入

商品ラインナップをいろいろ見せられて、その中で決めたのはアメリカの不動産に投資するというアクティブファンドだった。

「アメリカなら大丈夫っしょ?」という安易な考えで決めたもので、当時のオイラは完全にノリだけで買っていた。今なら100%避ける「購入時手数料 3.3%、信託報酬 1.6%超え」うげぇぇぇ

 

#間違い その4

手数料が高いものは避けたほうがいい。

購入時手数料は窓口で説明して申込書を書いてくれたおぃちゃんへの手数料みたいなもの。ネット証券なら不要なところも多い。

3.3%というのは、もし100万円の投資だったら 33,000円のマイナスからスタートするってこと。買った時点でマイナスなんて恐ろしやぁ。

だけど、この銀行の営業マンは『購入時手数料はすぐに元が取れますよ〜』と言っていた。こういう言葉を信じるご老人もいるんだろうなぁ・・そしてオイラもそうだったのさw

信託報酬とは毎年かかる経費のことで、儲かっても儲からなくても必要なもの。長期運用をしていくなら低ければ低いほうがいい。0.00何%で競っている商品もある中で、1.6%なんて高すぎぃぃ・・!

 

#間違いその5

アクティブファンドじゃなくてもいい。

ファンドには「アクティブファンド」と「インデックスファンド」というものがある。

アクティブファンド
投資のプロ集団が運用し大きなリターンを目指す、信託報酬が高い

インデックスファンド
平均株価などの指標に連動するように運用、信託報酬が低い

運用成績に関してはアクティブファンドがインデックスファンドに負けていることも多く、「だったらインデックスでいいよね」となっているのが現状。

プロだからといって良い成績を出せるとは限らないので、わざわざ信託報酬が高いものを選ばなくてもいい。

 

 

 

ま、こんな感じで今振り返ると間違いだらけだった初めての投資信託。新NISAをきっかけにそれなりに間違いにも気づき、多少の知識も得た。

新NISAのスタートに合わせて超マジメに調べてみたんだけど、向き合えば向き合うほど、どの銘柄がいいのかわからなくなってしまっていた。

攻めるか守るか?アメリカ一強なのか時代は変わるのか?インドがクルなんて話は本当なのか?まだまだAIなのか波はもう過ぎたのか?全世界にしときゃ問題ないのか?などなど、考え出せばキリがない。

そもそもこういった情報を Youtuberから得ている時点で大丈夫か?とも思ったり。多少の知識を得たなんて言ってみたけど、ただ Youtubeを見ていただけなのだw

 

ま、あれこれ考えて始めないよりはすぐに行動して市場に長くいるべきで、「長期、積立、分散が鉄則!」・・って、まぁこれも Youtuberさんのお言葉なんだけど、それを信じて投資した新NISA。

2024年はいい成績だったけど、今年に入ってからはダメダメが続いている。一応値動きは見ているけど、全体の金額は怖くて見れていない年初一括民。

損切りなんかは考えない放置派だけど、ある程度儲かった年は利益確定したほうがいいのかなぁ?とか、まだまだ迷える子羊である。

 

 

ちなみに、初めての投資信託は間違いだらけだったけど、数年で倍くらいになったので初心者にしてはいい成績だったと思う。

あのときにいろんなことを知れていたら…なんてちょっと悔やむ気持ちもあるけど、無知であるが故に何にも振り回されずに放置しておくことができたのかなぁって。

「あれはビギナーズラックだった・・」なんてことにならないように、新NISAも順調に進んでほしいなぁ。

 

寝ながらお金増やしたいな♪

 

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