こんにちは、シャトーブリアンです。
オールドゴアをぶらり観光してきた。
インド旅行 オールドゴア観光
ムンバイに別れを告げ、インド旅行後半はゴアで過ごすことに!
ゴアってのはココ。
地図:Googleマップ
ムンバイから飛行機で約1時間ほどの距離。
オールドゴアとは旧ゴアとも呼ばれている歴史的な町で、世界遺産の教会群などがあるところ。
滞在している「カランギュート」からはまぁまぁな距離があるんだけど、有名な観光地らしいので行ってみるか!
ホテル前にいたタクシーが往復 3,000ルピーで行ってくれるとのことだったので、それを使ってみることに。この日、お友だちは海で chill、オイラは観光と別行動。
道中はドライバーさんとのおしゃべりが続き、大きな橋を渡ったりして 40分くらいで到着した。
降りたのはこんなところ。
のどかな風景が広がっていた。
アッシジの聖フランシスコ教会
#Church of St. Francis of Assisi
1517年にゴアに上陸したポルトガルのフランシスコ会修道士によって設立され、荒廃により1661年に建て直されたそう。世界文化遺産にも登録されているんだとか。
白くて大きな建物が青空に映えますなぁ。
周りにはヤシの木と芝生というゆったりした景色が広がっている。
とにかく広い。
セー大聖堂
#Se Cathedral
フランシスコ教会をさらに奥へと進んでいくとあったカトリック教会の大聖堂。セー大聖堂やセ大聖堂とも呼ばれている。
反対側にはイエス像もある。
中はこんな感じ。
うぅ、コワイ・・
横にいたグループツアーのガイドさんがいろいろ説明しているのが聞こえてきたけど、早々で飽きてしまった。
そうだ、教会にも宗教にも歴史にも興味がない人間だった。むしろ、こういうところを怖いと感じてしまう・・
でもまぁ、せっかく来たんだし、次へ行こうか!
ボン・ジェズ教会
#Basilica of Bom Jesus
ローマ・カトリック教会の建物で、インドで初めての小聖堂なのだとか。ボンジェズやボムジェズと呼ばれているそう。
横から見るとこんな感じ。
フランシスコ・ザビエルさんの亡骸が安置されていて、普段はレプリカ、10年に一度本物が公開されるらしい。
ザビエルさんは中国で亡くなり埋葬され、掘り起こされてマラッカへ行き、そしてインドのゴアへと辿り着いたのだとか。
しかも、カラダの一部は切り取られて世界のあちこちで保存されているらしい。右腕はローマ、耳はどこ、歯はどこどこって・・
中に入ってすぐにインド人のご家族に声をかけられ、世間話をしている間に出口となってしまった。あれ、ザビエルさん見落とした・・
ザビエルファンではないのでまぁいいや。
教会の周りは広い道路とお土産物屋さん。
で、雲ひとつない快晴であちぃぃ。
オーガスティンタワー
#St. Augustine Tower
高さ46mもある塔。
修道院跡の遺跡で、かつては教会や修道院、学校などがあったそう。
朽ちたものがごろごろ。
欠けてはいるものの、しっかりと残っているのはこのタワーぐらい。
ここでインド人のおじさま集団と出会い、しばらくお話を。とってもユーモアなイジられおじさまがいて、おもしろいひとときだった。
このタワーまではこんな坂が続いている。
軽いハイキング・・
おなかがすいたのでごはんでも食べようと教会群をあとにしたんだけど、野犬に阻まれ目指すところへは進めなかった。
ゴアでよく野犬を見かけていたんだけど、あんなに強烈に吠えられたのは初めてで、マレーシアでの野犬との死闘が思い出され足早に逃げた。

野犬だけじゃなく、もちろん牛もいた。
牛タン好きだなんて言えないこの色よ・・
陽気なドライバーさん
タクシーは往復なので、行きのタクシーが周辺で待ってくれていた。『何時間でも好きなだけ見ておいで!』と言われ、2時間くらい経っていた。
迎えにきてくれたドライバーさんは行きにも増して陽気になっていた。どうやら待っている間にお酒を飲んでいたらしい。
明らかにテンションがあがっている彼は『日本で有名な歌を歌ってよ!』と言って、車内カラオケ大会が始まった。
飲んでいないオイラもテンションがあがってきて、熱唱していた。
『楽しんでいるかい?君が幸せなら僕も幸せさ〜♪』ってなことを言いながら、行きにはなかった観光ガイドが始まった。
『ここで写真撮ろうぜ!』って、いろんな場所で降りて撮影大会。
『ほれ、こういうポーズだ!』
『次はこうだ!』
『俺も一緒に写る!』
など、急にカメラマン風になってきたドライバーさん。
ゴアまで来て何をやらされているんだか・・
でもでも、夕陽も見れたのでまぁいっか。
見知らぬ太っちょインド人に肩を抱き寄せられ苦笑いのオイラを他所に、通りすがりの人にあーだこーだ指示を出して撮ってもらうドライバーさん。
さらには自分のスマホでも撮りはじめたんだけど、その写真を一体どうすんのさ?w
車内に戻って走り出すと、『あの島へ船で渡らないか?』とのご提案が。
ここからはただのジャングルにしか見えない島に何をしに行くというのか?
「行ってどうすんの?」
『また船で戻ってくるのさ、いい眺めだよ』
お世辞にも綺麗と言えない川のような海のような色を見てお断り。
すると、行きしに話していた「彼氏いない」という話が再浮上し、『僕はインドでの彼氏だね!』ってなり、『明日〇〇に連れて行ってあげるよ、行こうよ!』などが始まった。これはゴアのタクシーによくある営業なんだろうか?
そこから『僕はインドの彼氏』の話が膨らみ、だんだんめんどくさくなってきたので「彼氏いるよ!」に切り替えた。
『嘘をつくなんてひどいじゃないかベイビー、彼氏はどんな人?』
となり、妄想彼氏話が続く。
『キスはしたの?』という中学生みたいな質問から始まり、その後はアンダーな話が続いていく。彼の止まらない質問にどこまでも付き合う妄想彼氏。
ゴアまで来て何やってんだか・・
行きは40分くらいだったのに、帰りは1時間経っても着かない・・
で、行きには通らなかったような山道の一通や人気のない道を通りはじめ、ちょっと不安になってきた。
というのも、お友だちが「インドのレイプ事件がなんちゃら〜」ってなことを言っていたのを思い出したのだ。
ま、美しい顔じゃないし、魅惑のボディでもないので大丈夫だろうと思いつつ、そういう人たちって容姿関係なさそうとも思ったり・・
妄想力の豊かさがアダになり、走って逃げる準備などを想定に入れておきだした「中の中」と言われしニッポン人。今どこにいるのか地図を見たいけど、いざというときのために電池温存作戦。まぁまぁ不安がりながらも、カラオケはちゃっかり楽しんでいた。
野良犬か地元民に喰われるかというような道を抜け、ようやく通常の通りに出れたときはホッとした。
そんなニッポン人の心模様など知らぬインディアンドライバーは『あの船のパーティーに参加しない?』と誘ってきた。インドの彼氏はなかなかアグレッシブで、ガンガン営業をかけてくる。
その後も『あれ食べない?』『明日ゴアの名物をお土産に持っていくよ、ベイビ〜!』『ゴアを離れる日は空港まで送るね!』と続く。
チップ増し増しを目指したアピールタイムなのかな?
だいぶ時間はかかったけど、妄想していた危険などは起こらず無事にホテルにたどり着いた。
もちろん、次の日にゴアの名物なんて持ってくるはずもなくw
ってことで、オールドゴアの観光はこんな感じだった。
のどかでゆったりした時間が流れている感じがよかったけど、宗教にも歴史にも興味がない者にとってはつまらなかった。有名な観光地といっても心に響かないものもあるわけで・・同じ神ならガネーシャのほうが見てみたかったなぁ、古田新太さん好きとしては。
で、行ってからそれに気づくというオイラ・・
この日、海チルして夕陽を眺めていたお友だちは素敵な選択をしたなぁ、くぅぅ。
ま、陽気なドライバーさんとのカラオケ大会が楽しかったのでいいけど、これが 6,000円だと思うと行かなきゃよかった感しかないw
同じ 6,000円なら海辺のホテルでまったり過ごしたほうが価値があったんじゃないかなぁ。
なんせホテルがまたさぁ・・

汗だく散策