こんにちは、シャトーブリアンです。
ムンバイのちょっとした思い出。
インド旅行 ムンバイでのあれこれ
ムンバイには2日弱ぐらいいたんだけど、そんな短い間でもあれこれあったなぁ。
牛
ムンバイの町の至るところに牛がいた。
デカい・・
だいたい牛とおばちゃんがセット。
ヒンドゥー教では牛は神聖な動物として崇拝されていて、神のような存在なのだとか。なので、牛肉を食べるという習慣もないんだそう。
そんな牛とおばちゃんのセットがあちこちにいて、通りかかる人たちが小銭を渡して牛に餌をあげていた。
オイラもありったけの小銭を渡して餌をあげてみたんだけど、なぜか拒否られた・・どうやら牛さんはおなかがいっぱいだったみたい。デカイ牛の顔が目の前という怖さにビビリながらもチャレンジしたのになぁ、残念。
ちなみに、牛だけじゃなくて犬やねずみなんかもそこら辺によくいた。
さらには人が道に転がって寝ているってのもよく見かけた。ホーチミンでバイクやハンモックで寝ているおぃちゃんは見慣れた光景だけど、ムンバイのおじさまは地べたでだった。
青空市場
道端で野菜や果物が売られていた。
どれもすごくきれいなお野菜で、「インドの生野菜は危険」って聞いていたけど、そんな風には見えなかった。
だけど、お友だちが言うには『さっき何か振りかけてたよ』と・・ほぉぉ。
Wi-Fiが終わっている
ネット環境がマジで悪かった。
地図や調べごとなど、順調に進まないことだらけ・・
空港
無料Wi-Fiがあるんだけど、インド国内の電話番号を入れないと使えないらしい。なので、到着後すぐに使えない・・
SIMカードの販売もしているんだけど、契約ができなかった。
ホテル
Wi-Fi はあったんだけど、LINEは届いても地図は開かなかったり、youtube なんてもっての外という感じだった。
SIMを契約
ホテル近くの「Vi」というお店に契約に行った。
きれいな店内。
だけど、めちゃくちゃ長い時間待って、契約できたのは1人だけという・・
で、この SIMがポンコツすぎて繋がらないことのほうが多く、なかなか使えない仕様だった。「あ、今使えない」って何回言ったことだろう・・
タクシー
ムンバイのタクシーは黒を基調に黄色が差し色のこんな感じ。
かなり小型で、どこにでもいる。
行き先を伝えるのが難しいこともあった
運転手さんは英語でやりとりができたり、できなかったり。どちらかというとスムーズにいかないことのほうが多かったかなぁ。行き先の住所を見せても、英語表記だとわからなさそうだった。
で、地図を見せるにも Wi-Fiがうまく動かないという・・
中が洒落ている
見た目はどれも同じなんだけど、内装はいろいろ。
#いちご
#梨?
こんなかわいい天井だけど、運転しているのはおじさまばかり。
運転が荒めでクラクション多め
日本で言う煽り運転は普通のようだった。前が遅いと、なんとか抜く機会を伺っているドライバーさんが多かった。急がないから安全に行ってぇぇ
クラクションもかなり派手に鳴らされていた。
ホーチミンも似たようなものだから気にならなかったけど、お友だちは『あぁうるさい!』を連呼していた。たしかに、長さや音の高さが耳障りかも。ま、運転も活気が溢れているね。
定額?
タクシーに乗る前は行き先を言って値段交渉をしていたんだけど、交渉も何も「どこでも 200ルピー」な感じだった。
近くても少々距離があっても200ルピー。外国人向け価格なのか、実際そのくらいなのかはよくわからない。メーターを倒してくれたのは1人だけだった。
空港からの定額タクシー
空港から市内までの定額タクシーがあるんだけど、空港内で申し込むほうが少し安かった。空港内ってなんでも高いのかと思いきや、そうでもないみたい。
『タクシータクシー?』と声をかけてきたり、パッと値段を提示してきたあたり怪しさを感じていたんだけど、ただのしごできだったみたい。疑ってごめんよ。
おもしろかったドライバーさん
空港から定額タクシーでホテルまで行ったときのドライバーさんがなかなかおもしろかった。
乗り始めから和やかに会話を進めるドライバーさん。話の合間にペットボトルのお水を飲んで、そのペットボトルを持って『飲む?』と聞いてきたw
「今あんたが飲んでたやーん!」と笑ってしまった。これはインドでは普通のことなのか、彼なりのオモテナシなのか・・
道中にハイウェイがあるらしく、『100ルピー追加で乗らないか?』と提案された。どうやらそっちのほうが道がいいらしいんだけど、よくわからないので断った。
何度か聞いてみたものの、何度も断る日本人。すると、完全に拗ねてしまったドライバーさん。これまでの和やかな会話が嘘のように無言になり、運転も少々荒くなったような気がした。
帰りにこのハイウェイとやらを通ったんだけど、たしかに道はよかったし、昼間は景色もよかった。頑なに断ってしまってごめんよぉ。
バスに乗ってみた
市内を走るバスに乗ったんだけど、マジで運転荒すぎw
ホーチミンのバスのように車内後方に係員さんが乗っていて、行き先を言ってお金を払う仕組み。
乗ったはいいけど間違えて乗ってしまったようで、ちょっとだけ乗って降りることになった。バスに表示されているインディアン数字は1も2も同じように見えた。
係員さんは優しく、降りる場所と次に乗ったらいいバスを教えてくれた。その話に近くのおじさまも参戦してきて和気あいあいとした雰囲気に。だけど、それとは裏腹に車体は猛烈に揺れていた。乗り続けるにはアザとVomitの覚悟がいるかも・・
コンビニがない
コンビニがどこにもない。奇跡的にセブンイレブンが見えたときには声を出してしまったほどコンビニを見かけなかった。
「コンビニで買えばいいよね!」は難しそうとみた。
カフェが見当たらない
ちょっとカフェでひと息!と思っても、カフェがなかなか見当たらなかった。歩いていた場所によるのかもだけど、全然なかった。
Googleマップで検索するとカフェは出てくるんだけど、写真はカレー屋さんだったり、ごはん屋さんだったり。イメージするカフェとは程遠いものしか出てこなかった。
どこにでもカフェがあって、涼しくておいしくて Wi-Fiがあるというホーチミンとは大違いで、カフェ探しにも苦労した。
地図も検索も苦手な上に電波の弱さもあって、「カフェすら検索できないポンコツ」となってしまった泣
インド料理
写真が全然ないんだけど、その中でも唯一撮っていた料理たち。
インドで最初に食べた料理
ぶらり歩いているときに賑わっていたお店があり、そこでインドに来て最初の料理を食べた。
チーズを揚げた「Cheese Pokoda」という食べ物。インドのチーズ天ぷらだそうで、名前のかわいさと辛くないだろうなぁってコレにした。
ターリーを食べていたお友だちは『インドで食べる初めての料理がなんでコレやねん』と思っていたらしいw
辛いものが超絶苦手なので、食べられる範囲でインド料理を楽しもうって感じだったんだけど、ま、これスタートはたしかに「なんでやねん」かもなぁ。
おいしかったけど、こんなにいらないかなぁというのが正直な感想。飽きてしまった・・
食べたお店はココ。
お昼時もあってかすごく賑わっていた。ちなみに、「Cheese Pokoda」を食べている人なんていなかったw
サモサおいしい
町の屋台で売られていた「サモサ」
中にはカレー味のじゃがいもが入っていて、ちょっと辛いけど、食べられるくらいの辛さ。このお芋がすごくおいしくて、サモサが好きになった♪
道端で売っているものだけど、おなかが痛くなったりはしなかったし、悪い油の味もしなかった。
おぃちゃんが素手で掴んで新聞に包んでくれるんだけど、オイラはその辺気にならないタイプ。
長〜いドーサ
店員さんの『ドーサってのは長い食べものだよ』という説明を参考に頼んでみたら、想像よりもめっちゃ長かったw
ドーサはカレーなどにつけて食べる料理みたいで、パリパリとしていて、焼きすぎたクレープくらいの食感だった。
ここのカレーには辛くないものもあっておいしかった!「カレー=全部辛い」ってわけじゃないみたい。「Masala Dosa」だったかな?もうなんでもマサラだったような記憶しかない。
食べたのはココ
ムンバイでビリヤニやタンドリーチキンやナンとかも食べたんだけど、写真が残っていない。写真がないと忘れちゃうし、やっぱ写真を撮るって大事だよね。習慣づけたいと思いつつ何年経つことか・・
ムンバイで出会った人々
短い間だったけど、人々と話したり、感じた優しさがいっぱいあった。
クリケット選手
電車で出会った青年 Azemさん。
ダラビスラムへ向かう電車内で『どこに行きたいの?』と声をかけてくれた。駅名を伝えると、乗り換えが必要だから連れていってあげるとのこと。
お金を要求されるのかなぁ?と少し不安にもなりながらもついて行った。フィリピンってそういうのが多かった記憶がある。
彼はクリケット選手のピッチャーだそうで、クリケットはこの旅で初めて知ったぐらいのスポーツなのに、まさかその選手に会えるとは!
乗り換えたあと降りる駅までおしゃべりをしていたんだけど、出身地やインドの言語数やタクシーのことなど、いろんなことを話してくれた。
インドで使われている言葉は方言なども入れると、およそ20,000語だっけな?いや、それは多すぎかな・・ちょっと忘れてしまったけど、すごくびっくりしたのは覚えている。
もちろんお金なんて要求されなかったし、本当に優しい人で、焼けた肌に白い歯が光るイケメンだった。ありがとう!
その辺の人が通訳
タクシーで間違った場所に着いてしまったとき、道を歩いている人が『どうしたの?』と窓越しに声をかけてくれ、ドライバーさんと話してくれた。
呼び止めたわけではないけど、状況を察して向こうから助けてくれた。ま、オイラの発音が悪すぎてココにたどり着いてしまったんだよな、すまん。
ドライバーさんに話が伝わらずに近くの人が助けてくれるっていうのは何回かあったかな。みなさんの優しさに感謝。
北インドからのご家族さんたち
インド門を観光しているとき、お友だちを見ると誰かと写真を撮っていた。オイラもまぜてもらったんだけど、その女の子たちの手にはきれいなタトゥーがあった。
これは「メヘンディー」というヘナタトゥーで、1〜2週間で消えるものらしい。
きれいだなぁって写真を撮らせてもらっていると、『私も!私も!』とたくさん見せてくれ、人懐っこい感じのご家族だった。
と、どんどん手が出てきたw
お友だちによると、東アジア人に会う機会が少ない国では『一緒に写真撮って!』と言われることがよくあるらしい。エジプトなんかではそれが多すぎるほどだったんだとか。
このご家族とも一緒に写真を撮ったんだけど、すっぴんだし、昨日着てた服だし、汗だくというオイラ。彼らの思い出に載るには汚すぎる東アジア人ですまんよw
空気が悪い?
車の排気ガスや砂埃などで空気が悪かった。
数値にすると、ムンバイの大気汚染レベルはこんな感じらしい。
画像:大気質指数
害があるというレベル・・
ちなみに同じ頃のホーチミン市はというと…
画像:大気質指数
ムンバイの約3分の1程度。
さらに大阪はというと…
画像:大気質指数
6倍くらい違うみたい・・
数値を見るとヤバそうだけど、喉の違和感があったり、ゲホゲホするということはなく、マスクの必要さも感じなかった。
だけど、夜寝ているときに咳込んで目が覚めたことが何回かあって、喉がやられていたのか、ハエが入り込んだのかはわからない。

体にはそう影響を感じなかったものの、インドから帰ると白いリュックが黒ずんでいた。肩紐なんかはシワに沿って汚れていて、これを吸い込んでいたかと思うとゾッとした。しかも、常に持ち歩いていたわけじゃないのに・・
同じように白い靴が真っ黒に汚れてしまい、旅の途中で洗いたくなるほど汚かった。黒で気づかないよりはいいんだけど、マジで汚かった。
国内線だからといって国内線ターミナルとは限らない
ムンバイの空港は国内線と国際線の2つのターミナルがあり、その距離は車で15〜20分ぐらいかかるほど離れている。
ゴアという町まで飛行機で移動だったんだけど、国内線ターミナルに着いてから搭乗場所が国際線ターミナルだということを知った。予約したものをちゃんと見ていなかったオイラのバカバカぁぁ
タクシーのドライバーさんが到着までに何回か聞いてくれていたんだけど、そりゃ確認が必要だよねってくらいに離れていた。
国内線だからといって国内線ターミナルとは限らないみたい。
空港に入るには搭乗券が必要
ムンバイの空港は建物に入る前にチェックがあって、搭乗券か搭乗を証明するものがないと中にすら入れない。
このタイプの空港は初めてで、なかなか厳重な模様。予約サイトから送られてきた便名と名前を必死に探すことになり、電波が弱い状況で迫り来る時間にただただ焦るのみ。
ターミナルを間違え、中に入る準備もできていなくて、もうチェックイン時間もギリギリで、ムンバイの気温だけではない汗をかいていた。
中に入ってからも「エアインディア」と「エアインディア・エクスプレス」を間違え、真のポンコツっぷりを発揮した。海外添乗員の資格を持っているとは思えないほど、自分の旅程管理が苦手すぎるぅぅ泣
間に合っていないような状況の中、焦る足元と涙目の顔でチェックインカウンターに並び、チケットを受け取ってから知る「遅延」
\ 神様、本当にありがとう!/
ポンコツは次の便を買わなくて済んだし、その待ち時間に小さくなって反省に反省を重ねる必要もなく助かった。この運の良さだけは天性のものだと感謝している。
とはいえ、時間に余裕を持つことやちゃんと調べておくことってマジで大切だな。
ってな感じでムンバイに別れを告げ、ゴアへ行ってきまーす!

ゴアはビーチリゾート!