こんにちは、シャトーブリアンです。
ムンバイにある「ダラビスラム」をぷらぷらと歩いてみた。
ムンバイ ダラビスラムを散策
スラム街とは貧しい生活の人たちが密集して暮らし、インフラが整っていなかったり、公共サービスが受けられないなどの問題があったりする区域のことを指すそう。
インドのムンバイにある「ダラビ」という地区はアジア最大や世界最大規模のスラム街と言われているそうで、言い方はダラビだったり、ダラヴィだったり。
場所はここら辺
電車で「Mahim」駅まで行き、周辺をお散歩。
街並みはこんな感じ。
商店が並ぶ通りや臭い道、ゴミの山や人ひとりがやっと歩けるような細くて狭い道など、いろんな道から成る住宅街。
スラム街ってテレビで見る限りでは怖そうで危なそうなイメージだったけど、それとは違った雰囲気で、日常の風景がそこにある感じだった。
規模が大きいと言われているので、たまたま歩いていたところがそういう場所だっただけかもしれないけど、市場やお店などがあり、学校帰りの子供たちもいたりして、『こんにちは、どこから来たの?』など、気さくに声をかけてくれた。
少し大きな道に出ると、タクシーやバスなども走っていた。
革製品のお店をよく見かけたなぁ。
チャイ屋さん
チャイ屋さんがあったので飲んでみることに!
おぃちゃんが「スペシャルティー」なるものを作ってくれた。
入れるのは擦りたての生姜!
後ろにはミルクらしきものもあった。
もらってすぐに飲みはじめたので、飲みさしだけど・・こんな感じ。
小さなコップに入っていて、生姜が効いた熱々のチャイはめちゃくちゃおいしぃ〜!一瞬でチャイが好きになった♪♪
実はチャイってのが好きじゃなくて、特にシナモンなどのスパイスが苦手だった。だけど、このチャイはそんなのが一切なくて、マジでおいしかった!このインド旅の中で一番好きだったものかもしれない。
どんなところで飲んでいたかというと…
お隣のお店の中。
サリサリストアのようなお店の店主が『ここで飲んでいきな!』とイスを用意してくれ、さらには『この中の好きなお菓子をお食べ』とお菓子までくれた。
すごく温かいご主人だったなぁ♪
ちなみに、店先から見えていたのはこんな風景。
お店屋さんごっこのような眺めが楽しい。
トイレ
道端にあったお金を払って入るトイレを使ったんだけど、それがコレ。
電気がなく、扉を閉めたら真っ暗で、床はなんだか濡れているし、ティッシュはおろか流すレバーすらなかった。
たしか、10ルピーほど。
フィリピンやベトナムでこういうのに慣れたとはいえ、きつかったぁぁ。だけど、難なくクリアしたあたり、強くなったなぁってw
このあたりの看板は見慣れぬ文字が多かった。
これがヒンディー語なのか、それともムンバイの公用語マラーティー語なのかな?ま、どっちにしてもわからないんだけど。
スラム街ツアーなどもあるようだけど、今回は参加しなかった。その辺に現地ガイドさんがいるのかなぁ?なんて思っていたりもしたけど、声をかけてくる人はいなかった。
ガイドさんがいると説明を聞けたり、また違った景色が見られたのかもしれないけど、そういうのよりこのぶらり散策でよかったなぁって。
汚いところや建物が古くて弱々しいところもあったけど、子供たちの目や人々の心はきれいで明るい感じがした。貧しい地域と言われているけど、物乞いをしてくる人には会わなかったし、スリのような危なさもなかった。
環境は違えど、日々の暮らしがそこにあった。
住宅街だったから写真をほぼ撮っていなくてさっぱりかもしれないけど、まぁこんな感じだった。
ここでの暮らしは貧しいのかもしれないけど、だから不幸というわけではなさそう。幸せの感じ方は人それぞれだし、それを余所者がどうこう言うのもまた違うのかなぁって・・

あのチャイもう一度飲みたい♪

