こんにちは、シャトーブリアンです。
ホーチミン市ではコロナウイルス感染拡大防止のために、5月末からあれやこれやと策を講じてきた。ロックダウンは8月下旬からが厳しさのピークだったなぁ。
思い出に記録しておこーっと。
ホーチミンでのロックダウン、完全外出禁止はこんな感じだった。
「8月23日から2週間完全外出禁止」との御布令があったけど、始まってみると延長延長の末、合計39日間となった。
その間 何をしていたかというと・・
仕事
5月から5か月のお休み。いぇーい!w
去年のロックダウン後から経営がヤバそうだったので、職場ってもう潰れてたりするのかな?と思っていた9月の末、突然連絡が来た。
『お誕生月の人を掲載するので写真を送ってください♪』
まぁ、なんと平和なww
沈みかけた船の上であってもパーティーは楽しむ、いいね!
毎日何してた?
なーんもしてないっすw
食べると寝るの間にドラマ、ゲーム、カラオケ、ダンスなどのひとり遊びをしていた。ヒマすぎて耐えられないってことはなく、毎日があっという間に過ぎていった。
これだけの期間で何かを学んでいればモノになるものもあるかもしれないというのに、ただただ流れていく時に流されているだけ。
何かお金を得る手段を探さなきゃと思いつつも、一向に気が向かない安定のプロクラスティネイターw
特にやりたいことはなく、やらなきゃいけないことはしたくない。日常ってやりたくないことを無理矢理してたんだね、なライスワーク人間。
相変わらず声を出さない暮らしが続いていて、唯一発するのは「いただきます」くらいかなw
食糧どうしてた?
なかなかサバイバルな状況だった。
完全外出禁止の直前には食糧集めに必死になった。(その様子:ホーチミンでのロックダウン、さらに厳しくなってこんな感じで暮らしています。)
なんだかなぁと思う出来事もあった:モヤットボールを投げる
がんばって集めた食糧を大事に大事に使う日々。根菜類は最強だったけど、牛乳やたまごは瞬足だったなぁw
野菜と果物
住んでいるアパートの前は広い空き地になっていて、草ボーボーの原っぱ状態。
そこにザルやカゴなどを持って草を摘み取りに来る人たちが結構いて、ベトナム人のサバイバル力すげぇぇなって。
でもでも、その原っぱは犬のお散歩地帯なんだよねw
たくさんの犬たちが毎日そこで・・
それに比べるとまだまだ温室育ちなもんで、初回延長が決まったあとに野菜を購入。
アパートの受付の子にメッセージを送ると、野菜と果物をどっかしらから届けてもらえるという神システムがあった。
こんな感じでリストを送ってくれる。
新鮮なうえにすぐに届くし、本当にありがたかったっす。
ただ、計り売りには全く慣れていなくて、2kgというのがまぁまぁな量だというのを知ることに・・トマトやオクラが大量に届いてびっくり!
野菜の保存が上手になったと思う。
コンビニの配達注文
近所のコンビニにネットで注文できるということを教えてもらい、たまごや乳製品を手に入れることができた。
もちろん欲しいものが全部あるわけじゃないし、料金もコンビニ価格。妥協妥協妥協って感じだけど、とりあえず食べるものが買えることにホッとしたもの。
オーダー確認後に銀行振込みをし、商品の準備ができたら待ち合わせ場所まで受け取りに行くという仕組み。
あれ?外に出ていいんだ?w
そんな気持ちで初めて外に出たのは完全外出禁止から17日目のことだった。
受け取り場所まではバイクで2分くらいの道のり。久々の外界ではバイクも走っているし、人も出歩いている。え、そんなもん?みんなどこへ行ってるの?w
コンビニ注文は商品の間違いや賞味期限ギリギリのものが来ることもあって、自分で選べない辛さを知った。
それでも普段より品物を豊富に揃えてくれていて、おかげさまで急場は凌げた。このコンビニがなかったらと思うとゾッとする。
で、何食べてたん?
朝はオートミールと果物、夜はメインとサラダの野菜中心な食事。
オーバーナイトオーツといって、夜に飲料とオートミールを混ぜて冷蔵庫に入れておくだけ。これが簡単でおいしい♪
主食はお米、オートミール、お豆腐、春雨、お芋を代わる代わる。じわりじわりの延長にお米は持たなかった…
お肉も蓄えがあまりなく、食べない日も増えた。ベーコンやハムを「これはお肉に入りますよ」なんていう騙し具合。
ポジティブに考えるとヘルシーな食事w
ま、免疫力的にも悪くない線いってるんじゃないかな?と思っている。
そういや配給なんて噂もあったけど1回も来てないなぁ…いつ来るんやろ?w
日本からの救援物資などもなく。海外で好き勝手やってる人枠に入れられているのでしょうなぁw
一歩も出んかったん?
仰せの通りに出ていない。
コンビニの商品受け取りで出たのが3回だけ。
こうやって振り返ってみると、すごいなw
屋上から道を眺めていると、パンや野菜などをぶら下げて通る人たちがいたから、近所のどっかでお店が開いてるってことかなぁ?・・ってか、みんな外出てもてるやーんw
そんな風に思っていたのだけど、コンビニの商品を取りに出かけたときに納得。近所ではひっそりと開けているお店がぽつぽつとあり、おかげで野菜を買うことができた。あぁこういうもんなのね。
犬の散歩や草摘み、パンの調達など、ご近所民は割と自由だった。
で、流行り病にはかかったん?
正直全くわからん状態w
8月中旬、コンビニに入るときの検温で38.4度と言われて止められたことがあった。そんな高熱出たことないし熱っぽさも感じないし、自分でもびっくり。
警備のおいちゃんは『3分ほど待ってもう1回測ろう!』と言ってくれた。
3分後、37.9度。
えぇ・・?でも熱あるなら仕方ないかと諦めたところ『まぁええわ、入り』と入れてくれた。検温の意味なしw
自宅に体温計がないのでこのあとの熱は行方知らず・・常夏のホーチミンで暮らしていると、暑さと熱さの違いはもうよくわからない。
とある日は鬼のような倦怠感に襲われ、ダルくてダルくて3日ぐらい寝続けた。さらに、脳貧血らしきもので路上でぶっ倒れあわあわということもあったけど、どちらも原因は不明。
なかなかなポンコツボディだけど、流行り病との関係はわからず。
1度だけアパートにウイルス検査員が訪ねて来たことがあったんだけど、シャワー中で逃してしまった。あれって突然やって来るんだねw
結局、流行り病にかかったのかどうかはわからないまま。
完全外出禁止が終わった?
ホーチミン市では10月1日から社会的隔離が緩和され、ワクチンパスポートを持っている人はいろいろと行動ができるようになった模様。
ワクチンを接種した人に与えられしパスポートなるものがあるらしく、それを持っていればショッピングモールやスーパーや美容院に行けたりと行動の制限が緩くなるみたい。
でもワクチンを打ってないんで、それ持っていない・・
ってことで規制緩和の恩恵受けられずw
注射怖いし、得体の知れないものをカラダに入れたくないという臆病な人間。自分なりに情報を集めた結果、ワクチンを打たないことに決めた。
まぁ暮らしにくいよねw
不便な生活なのにそれでもここにいるのは「あったかいから」という理由のみ。ホーチミンに住んでいる理由は来た日も今もこれだけ。
日本はこれから冬になるし、なおさら帰りたくないっす。でも、お金が尽きたら帰るしかないよね。春まで持ってくれぇぇぇ
もし、強制接種というようなことになったら・・そのときは帰国するか、水と揶揄される中国製を打つか、またそのときに考えよーっと。目先のことよりも長い目で…と思っている。
ってことで、ホーチミン市のロックダウンによる規制は緩くなったようだけど、個人的にはまだまだ外出禁止が続く模様。
果てしない延長戦w
選択肢は少ないものの近所でお野菜は買えるし、日用品屋さんだってある。再開したスーパーのデリバリーも活用しながら、なんとかやっていけそう。
先週、近所の八百屋さんに行ったついでにダメ元でコンビニに行ってみたら入れた。ガソリンも入れられた。ミルクティーも買えた。
これってどうなんだろ?w
ワクチンパスポートの提示が必要ない場所は行けちゃうってこと?
あかんあかん、「行けちゃう」と「行っていい」は違うもんねw
ってことで、ひとり外出禁止をまだ継続していきまーす!
遠くに住んでいながらいろいろと助けてくれるアパートの受付の子や、親切にしてくれるベトナムの方々に本当に感謝っす♪このアパートで良かったぁ。
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