こんにちは、シャトーブリアンです。
先日、車にはねられました。
その詳しいお話はこちら。

事故から5時間後
はねられた直後はアドレナリンにより痛みを感じなかったのですが、徐々に増していく痛み。
特に頭がめちゃくちゃ痛い。
まるで頭に心臓があるかのように、ドクドク、ズキズキと痛むわけです。
もちろん触ると痛いし、冷やすアイスを当てることすら痛い。
5時間後、再度様子を見に来てくれたドイツ人医師。
彼によると、事故のあと5時間経過していて吐き気やめまいがない場合、たぶん頭の中は大丈夫だろうということでした。
脳内の血管が切れたり、何かが破裂したようなときは、めまいや嘔吐、ロレツがまわらない、受け答えがはっきりしないなどの症状があるそう。そして、それは頭を打ってからだいたい6時間以内に起こることだそうです。
普通に話ができているし、病院に行く必要はないと言うドクター。
なるほどね。
頭ってちょっと心配だけどお金もかかることだし、彼を信じてこの日は眠りにつくことに。
翌朝
お友だちの電話で朝早く目が覚めた。
心配をかけてしまったなぁ・・・すまん。
事故当日の夜は痛み止めの薬を飲んだとて頭が痛む痛む。それに頭の置き所がなく、なかなか寝れなかった。また、少し体勢を変えたくてもカラダが重くて動かないし、痛みを避けた寝方が見つからない状態。
全然眠れなかった・・・
そして、カラダを起こしてみてびっくり。
頭すんごい腫れてるやーん!
首まわらんやーん!
ってか、カラダが痛い。
どこもかしこも痛い。打撲も傷もみんなみんな痛ーい!
そりゃそうか、車にはねられたんだもんね。
こりゃ長い闘いになりそうだ…。
ドイツ人医師は病院に行かなくても大丈夫だと言った。お医者さんが大丈夫だと言うならそれでいっかと思っていた。
でも、心配してくれている人に「大丈夫だよ!」というふわっとした言葉より、病院での検査結果を伝えたほうが安心なのでは…と思い、病院へ行くことに。
Hong Duc Hospital
家の近くにも病院はある。
日本人医師がいる病院もある。
だけどだけど、どこも高そう…。
現地採用民、安心を買うだけなので安くCTを撮ってくれるところがいい。
ということで、30分ほどかけて GoVap区にある「Hong Duc Hospital」へ。
病院の場所はこちらです。
ローカル病院だけど、キレイで人も混み混みしていないからいいよ!と教えてもらった。
入り口はこんな感じ。
まずは受付へ
名前と生年月日、電話番号を書きます。
パスポートの提示は求められませんでした。
診察代を前払い
次に「お医者さんに会う費用」として、160,000ドンを先払いします。
こちらでは、VISAやJCBなどのカード払いもできます。
診察室へ入り、医師の診察。
診察室にはベトナム人医師が1人。
外国人だとわかっていても「Hello」すらない。そんなもんかぁw
診察といっても、頭を触るでもなく、傷を見るでもなく…
ここは単なるCT室への通過点?
ここでハンコもらわなきゃ次は行けないのよね~的なところ?
そりゃ160,000ドン、800円くらいですもんね。期待しちゃいかんいかんw
CT代も先払い
頭のCTを撮る費用は120万ドン。
約6,000円ほど。
今回は造影剤を使うタイプではない模様。
また先ほどのところへ払いに行って、それからCT室へ。
CT検査
検査室の中に入ると…
お、ちゃんとしたマシンがあるっ!
日本で受けたことがないのでわかりませんが、こんなもん?
目を閉じて過ごすこと2分くらい。
なんか宇宙空間にでも行けそうな音がしていた。
再度医師の診察
結果を見て、なんともないというお医者さん。時間にしてわずか2秒くらい。
逆に不安な速さww
一応こんな風にして見ていましたが。
日本だったら、この断面図はどこから見たものだとか、これは何だとか、これがあれでそれがこれでといろいろ説明してくれる。
いつも当たり前のように受けてきたけど、あれってすごいことだったんだね。改めて日本のお医者さんの良さを知りました。
脳にお詳しい方、もし、この脳が大丈夫じゃなさそうだったらご連絡くださいw
2秒で診察とやらは終了。
こういう風に過ごしてね、気をつけたほうがいいことは…、とかはないw
まぁCT結果以外見てないしね。
160,000ドンだしね。
もちろん傷の手当てをしてくれるでもなく、薬を渡されるでもなく…
この病院の感想
ローカル病院は他にも2つ行ったことがあるんですが、そこと比べると断然キレイでした。
・ちゃんと掃除がされている
・床で寝ている人がいない
・小綺麗な売店がある
・エアコンも効いている
日系の病院は知らないので、あくまでもローカル病院と比べると…ですがw
15時過ぎでも診察してもらえ、人が少なく待ち時間はほぼありませんでした。
病院での待ち時間ってかなり辛いので、これは良かったです。
また、クレジットカードが使えるというのもいい点でした。費用もたぶん安い方なんじゃないかなぁ?と思います。
日本語対応はありませんでした。
今回は事前にドイツ人医師が大丈夫だと言っていたということもあり気楽なものだったけど、実際に何か問題を抱えていた場合にあの対応ってどうなんだろう…とは思います。
病状によっては違うのかな?それとも日本の医療サービスが丁寧なだけ?
結果、脳内に異常はなかったようです。
心配をかけたお友だちにも無事を報告できました。
あとはドイツ人医師が言うように安静に過ごします。
頭痛にむち打ち、それに傷たちは日にち薬かなぁ~

顔の傷、治るかなぁ…
めっちゃ写真撮って元気やん?って感じですが、頭はドクドクのズキズキ。全身の痛みは激しいものでした。それでも自分への記録はとっておきたくて。
もし誰かの役に立つことになれば、それはうれしいです。
って、誰も選択肢には入れないか、ココw
傷は己でなんとかする!
