こんにちは、シャトーブリアンです。
ここホーチミンでの移動手段といえば、「タクシー、Grab、バス」などがあり、どれも安くて便利。日本に比べるととても安いんだけど、距離や時間帯によっては意外と高くなったり、待ち時間が生じることもある。
そこで便利なのが、バイク移動。
ホーチミンといえばバイク、バイク、バイク。バイクだらけ!
見るからにすごい量とその危うさ…
でも、実際に乗ってみると意外とイケるもの♪
ホーチミンでバイクを運転するってこんな感じ
ホーチミンバイク歴1年半が思う「ホーチミンでバイクに乗るってこんな感じ」
どなたかのご参考に? なれば・・
歩道も車道の一部
ホーチミンでのラッシュ時のバイクの混み具合といったら、それはものすごいもの。1回の信号でいけないことなんてザラにある。
そんなとき便利?!なのが「歩道を走っちゃおう!」作戦。
少々段差のある歩道に乗り上げて、すいすいと前に進む。こうすれば渋滞の先頭まで辿り着けるというわけ。
これは違法ではないようで?みなさん器用に歩道を走っていかれます。
木の右側は歩道。
矢印部分はすでに歩道w
歩道ってボッコボコしてたりして、走りにくいんだけどなぁ・・
方向指示器はあまり信用できない
右折、左折ともに方向指示器を出して曲がるのは世界共通。
曲がる直前に出す指示器は問題ないんだけど、指示器の消し忘れが多いこと多いこと。「ずっと点滅したまま走っている」なんてこともよくある。前のバイクがこれの場合は温かく見守るのみ。
だけど、対向車の場合は要注意!
こっちが曲がろうとしたとき、指示器を出しながら向かってくるので、曲がるんだろうなぁと思いきや、スピードそのままで突っ込んでくるというパターンがある。
「おいおい、消し忘れかよ!」と・・
これ、本当にぶつかるんで危ないやつ。
なので、彼らの方向指示器はあまり信用できない。
車間距離は取らない
前との距離は詰め詰めが正解のようで、少しでも隙間があると後ろから攻め込まれるので「もう当たるよね~?」ってぐらいのギリギリ加減がちょうどいいみたい。
これはバイクのみならず、前が車の場合でも同じ。意外にも高級車が多いホーチミン、ベンツやポルシェにもこんな風にギリギリ迫るのは恐ろしいもんっす。
でも詰めなきゃ後ろがぁぁぁw
これは横の間隔にしても同じことで、そんなに寄って来られるとマフラーで足が焼けそうなんですけど・・ぐらいがちょうどいいみたい。
ラッシュ時、ぎゅうぎゅう〜
右のほうの人たちは歩道乗りあげ組。
ちょっとぶつかる、それ仕方のないこと
車間距離の感じからもわかるように、なんせ狭いところを行き交うバイクたち。ふとした瞬間にぶつかることもある。
「前のバイクにドーッン!」
そんなときは「あ、すまんすまん!」これで終わりw
日本なら「ちょっと路肩に止めて話し合い〜」なんてシーンも、こちらでは「すまんすまん!」のひとことで問題なし。
まぁ相手やぶつかり具合にもよるのでいつもそれで済むかはわからないけど、とりあえず「すまんすまん!」と言っておこうw
ま、心で呟くってのもありw
相手が車の場合はまだ見かけたことはないけど、ぶつかられたことはある。駐車場から出るとき、こちらに気づかずにバックしてきた車がボーンッ!
相手、無反応w
窓から顔を出してくることさえなく、睨んだ視線のムダさといったらもう・・
信号明けのスタートダッシュがすごい
ホーチミンの信号機にはカウントがついているものが多いんだけど、残り3秒くらいになると、みなさんもう走り出している。信号機への反応が早くて有名な関西人ですら、ちょっと驚きのスピード。
いや、コレ反則の域っすね。だってまだ赤やし・・
だけどうしろから『行けや』と鳴らしてくるから仕方ない、行くかw
赤信号になってもちょっとくらいなら大丈夫
青信号から黄色へ、そして赤信号へ。
「ちょっとくらいなら行っちゃえ!」
「え、前が止まらないなら続いて行っちゃえ!」
黄色の役割が薄れているホーチミン。
このとき、反対側からはスタートダッシュ組がすでに飛び出してきているので、信号の変わり目の交差点内は少々ごちゃついているのがデフォルト。
手信号
手信号で合図される方、結構いらっしゃいます。主に後ろに乗っている方がされるのですが、曲がりたい方向に手を伸ばし、ぴよぴよと。
小学校の自転車講習会ぶりに見たような気がする。
左へ曲がりたい人。
指示器出してるから、それせんでも大丈夫やで?w
信号待ちにやってくる物売りやビラ配り
信号待ちは排気ガスを多く吸い込んでいるような気分になりとても憂鬱なんだけど、そんな空気の悪さをよそ目に物売りがやってくる。
信号のほうから順番に向かってくる。
え、宝くじ?
「今ここで財布出して~、ってのする人いる?」と毎回思うんだけど、懸命に売られております。
また、ビラを配っている人もよく見かけるんだけど、数メートル先には捨てられたビラの山。うん、そうなるよね、なんだかもったいない。
「いらないよ」と首を振ると、彼らはあっさりと去っていく。
クラクションは単なるお知らせ
ホーチミンの車道では頻繁にクラクションが鳴らされている。
日本だと鳴らす前に「おいっ!」とか「もぉ~!」とかいうセリフが付きそうだけど、ホーチミンでは単なるお知らせにすぎない。
「今から通るで~」とか「ここにおんで~」という意味合いで鳴らされている。特に信号のない交差点や路地では必須の合図。
まぁ、中にはイライラして鳴らしてくるというパターンもあるけど、頻繁に聞こえてくるので、誰に鳴らしているものなのか正直よくわからないといった涼しさ加減。
ちょっとだから逆走しても構わん構わん!
ここホーチミンにも一方通行の道ってのが存在し、そのために遠回りをしなくちゃいけない・・なんてことも。
それがなかなかの距離になる場合もあって、「そんな気の遠くなる道のりなら逆走しちゃいましょう!」となるみたい。
『道の真ん中でやるとやべぇけど、端っこなら問題ない問題ない!』と習っているのかはわからないけど、端っこでいつもよりゆっくり目で目的地まで逆走~。
隣の行列に並ぶのがイヤで逆走してきたと思われるw
オレンジの線は意味をなさない
たしか、車線のオレンジ色は「はみ出したらダメな線」と日本で習ったような・・?
ここホーチミンでは車線への意識はほぼない。バイクの量に応じて膨らんだり、狭まったり、フレキシブル対応。
対向車線が空いているなら、そこも使っちゃえばいいんじゃない?というような感じ。空いているところを使うという発想から、逆走も割とすんなり受け入れられているのかも?
直進車が優先とは限らない
交差点を直進するときに対向車が曲がってくることってあるよね。たしか、日本では「直進車が優先で、曲がる車は交差点内で待たなければならない」と教わったはず。
でもここでは「行ったもん勝ち」
まっすぐだろうと曲がろうと、交差点を突っ切った者が交差点を制す。
直進車がいようとお構いなくガンガン曲がってくる。それが1台現れると、後続ももれなくついてくる。
そうなると、直進側が減速や停止をして、彼らが行くのを待たなければならないという状況に・・
彼らの「イケる!」と思うタイミングは基準値とかけ離れているので、直進車優先意識は捨てたほうがいいw
こういのもあって、交差点内はいつもごちゃついている。
タクシーの後ろに左へと続く道があるのだけど、この角度、このタイミングで曲がっていくもんねぇ・・青の直進車とぶつかるギリギリ!
ショートカット感が強めw
突然の歩行者
「ホーチミンの歩行者はどこで道を渡ってもいいです」というのが、あるのかないのかはわからないけど、自由に渡られておる。それが例え4車線の道路であろうとも・・
突然現れるので本当にびっくりするし、夜なんかは特に暗さに紛れているのでマジで怖いっす。
だけど、みなさん堂々としていて、「車道を渡るときは怯えずに堂々と渡りましょう!」ってことなのかな?w
この少なさなら渡るほうも余裕か?
まぁね、この道はたしかにこうするしか行き方がないんだけども・・
運転中の喫煙率が高い
バイクに乗りながらたばこを吸っている人が結構多い。
その後ろを走るほうの身となれば臭い臭い。それはまぁ空気の悪さからいくと、車道にいる時点でさほど変わらないんだけど、そのあとのポイ捨てよ・・
「吸ったらポイっ!」
これが本当に怖い。軽いものだから直下に落ちるわけもなく、いつかアレに当たるのではないかとヒヤヒヤしている。
たばこを吸っているのを見かけたら、離れるべし。
雨?そんなの関係ねぇ!
雨の日なんて外出はしたくないもの。ましてや濡れるなんて・・今日はタクシーに乗ろーっと!
と、いうような考えはまだ浸透しておらず、雨の日も通常運転っす!
カッパを着て、いや、カッパを広げて?雨ニモマケズっす。
視界がかなり悪くても、道が冠水していても、濡れた手でハンドルがうまく回せなくなっても、いつも通り。
そして、雨が理由の遅刻は割と受け入れられやすい傾向にあるw
雨というか、川みたいになっていても通常運転w
過積載?そんな言葉あったけ?
バイクに積めるものはなんでも積む、ここホーチミン。
その積み方はときに関心すらしてしまうほどで、中国雑技団のようなバランスで上手に運転されている。
ハシゴなんかの後ろになった日には、当たりそうで怖くてドキドキしてしまう・・
積みすぎにより前方の視界を遮られることもあって怖い。当たっても荷崩れしてきても自己責任。テキトウな距離をとるべし。
上手に載せましたなぁ♪
あなたは前が見えるね、オイラは前が見えないよw
このぐらいの水は全然過積載ではない。
でも上部に台車ってのが恐いよぉぉ
左のほうがちょっと心配なんだがw
ホーチミンで上手に運転するには?
日本でのルールを基本に「郷のルール」を感じ取りながら運転するのがいいかなぁ♪無秩序に見えて秩序がある。
細かいことは気にせず流れに身を委ね、前と横だけを見ていれば、だいたいOK!w
いくら安全運転をしていてもハネられるときはハネられるっす・・
ホーチミンでバイクを運転するってこんな感じ♪
交通事故が減りますように!心から‼︎!
なにが起きても自己責任
バイクはレンタルすることもできるよ!
バイクのお供たちはこんなことに…